井田病院からの無料送迎バスを久末地域に
久末地域は団地が集中、高齢化率は市の2倍以上
12月の一般質問で、むねた議員は久末地域の高齢化率と医療機関へのバスの便について質問しました。久末地域は、市営住宅だけで7か所、県営住宅3か所と団地が集中しており、しかも高齢化率が極端に高く、市営大谷住宅70%、市営久末61%など市営住宅の高齢化率は平均で49%となっており、川崎市の20.4%の2倍以上にもなっています。
井田病院へ行くのにバスを2回乗り継ぎ
しかし、路線バスが少なく、特に最も近い市立病院である井田病院までは、通常2回の乗り継ぎが必要で、市バスの1日乗車券でも550円かかることを指摘。団地の多くの住民の方から、「井田病院へのバス路線を」は強い要求となっており、「以前、運航していた井田病院の無料送迎バスを復活して久末地域に通せないか」という要望が出されたことを紹介しました。
井田病院の無料送迎バスは以前、小杉駅間で運航していた
井田病院の無料送迎バスは、以前小杉駅と井田病院の間を運行していましたが、路線バスが拡充され、その妨げになるという理由で廃止されています。
久末地域は、無料送迎バスの利用理由である「路線バスが少ない」「交通の便が悪い」地域であり、高齢化が最も進んだ地域です。無料送迎バスは、井田病院にとっても利用者を増やすことにつながります。「ぜひ、井田病院と久末地域を結ぶ無料送迎バスの運行を」と要望しました。