川崎港コンテナターミナルを2倍にする必要があるのか?
9月議会での代表質問で川崎港コンテナターミナル整備計画について質問。計画では、コンテナ貨物取扱量を「平成30年代後半(2028年まで)に年40万TEU」にするという目標で、現コンテナの岸壁431mにコンテナ2号岸壁、3号岸壁を増設して500m延長し、将来的に今の2倍以上にする計画です。しかし、あと8年間、同じペースで増大しても27万TEUにしかならず、隣の横浜港は、この10年間でコンテナ取扱量は55万TEUも減らしており、川崎港だけ、今の2.7倍になるとは考えられません。
3基のガントリークレーンのうち1基は去年から故障中でも問題なし
しかも、コンテナターミナルに設置されたガントリークレーン3基の19年度の稼働率は約5割で、しかも、1号機は故障のため昨年11月からずっと動いていませんが、ガントリークレーン2基でも問題なく対応できています。「コンテナ取扱量やガントリークレーンの稼働状況を見てもコンテナターミナルを今の2倍に拡張する必要があるのか」と質問。明確な根拠は示されませんでした。