むねた裕之
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予算特別委員会―市民プラザの老朽化対策(プール、更衣室、冷暖房設備など)

3月7日、予算審査特別委員会で、宗田議員は、市民プラザの老朽化対策について取り上げましたので、以下に紹介します。

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◎質問

川崎市民プラザの老朽化について、市民文化局長に

市民プラザは、現在、市民のいろいろな活動の拠点として利用されていますが、最近、多くの市民の方から、施設の老朽化についてのご意見を多くうかがっています。

市民プラザの築年数と昨年度の利用者数、指定管理料を伺います

◎答弁

川崎市民プラザは、市民の健康の増進及び文化の振興を図るとともに、市民相互の交流の機会を提供することを目的として、昭和545月に開設され、築39年になります。 なお、平成29年度の利用者数は458,873人、 指定管理料は、年間約27,485万円となっております。

◎質問

年間約46万人の方が利用していますが、建ててから約40年近くたっております。

プール・更衣室、シャワー室について

写真のように、プールの内装の表面がはがれてきています。また、管理している方から伺いましたが、いたるところから雨漏りがしており、床の防水も効いていない状況だということです。屋根は開閉式になっていますが、「開閉するとコンクリートの塊が落ちるかもしれないと」開閉は禁止されているということです。

プールの内装について、前回の内装改修から何年たっていますか、伺います。

◎答弁

全面的な内装改修は平成4年に実施し、それ以降につきましては、施設の安全確保や運営に支障を及ぼす箇所の整備・修繕を優先的に実施しており、プールの内装は、 必要に応じて部分的に改修しているところでございます。

◎質問

プールの全面内装は、15年くらいやられていないということです。管理している方にお聞きしましたが、ボイラーが古くしょっちゅう故障しており、水温が上がりきらない日があるということでした。ここを管理している方は、民間のスポーツ事業者ですが、「通常、民間の場合は3~5年で改装、補強するのが当たり前」ということですから、これだけの期間、改装も補強もやられていないのは、民間では考えられない状態です。

シャワー室について

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市民の方から、「シャワー室や更衣室が汚くて、なかなか利用する気にならない」などの声を聴いています。

更衣室やシャワー室について、前回の改修から何年たっていますか、伺います

◎答弁

主な改修といたしましては、昭和63年にプールの男女更衣室の床改修、平成15年に足洗い場のシャワ一改修、平成25年に更衣室のロッカー入替え、平成29年にスノコ張替えなどを行ったところでございます。

◎質問

この写真を見ても、かなりいろいろな箇所の改修が必要な状態です。

トイレについて

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トイレもかなり古く、市民からは「洋式トイレを多くしてほしい」という要望が出ています。

冷暖房設備について

 冷暖房設備が相当古く、会館の空間も広いため、昨年の夏などは、冷房が効かず、苦情が相次ぎました。地下の幼児用プレイルームも暑すぎて、使用を控えるような状況だったということです。冷暖房設備の更新も必要です。

庭園について

市民の方から「庭園の管理がやられていないのでは?特に池は、落ち葉などで水が濁っている」などの声が寄せられました。

庭園の伐採や池の手入れなどはどのようになっているのか、伺います

◎答弁

庭園を含めた施設全体の簡易剪定や落ち葉の処理等を指定管理者が週3回実施しており、昨年度は、隣接地に枝が越境していた3本の高木を伐採したところでございます。また、池の管理につきましては、概ね月1回程度、 給水及び水を循環させる対応をしております。

◎質問

庭園や池の状態も、そんなに頻繁に手入れされている状態ではありませんでした。

宿泊事業について

多くの市民の方から「以前は、宿泊施設があり、安く泊まれて助かったが、今はやっていない。ぜひ、復活してほしい」という声が寄せられています。

宿泊事業を廃止した年とその理由について伺います。

◎答弁

川崎市指定都市記念事業公社の解散に伴って指定管理者制度を導入するにあたり、利用実態や費用対効果などを踏まえながら、施設の更なる有効活用を検討した結果、 宿泊事業につきましては、平成244月に廃止したところでございます。

◎要望

 以上のように、プール、更衣室、シャワー室などは、早急に全面改装や修繕をお願いします。冷暖房設備やボイラーの設備の更新、トイレの洋式化や庭園の定期的な整備などもお願いします。宿泊事業の復活も指定管理費を増額するなどして、要望に応えるようお願いします。