神奈川の基地の実態ー戦争法案の先取りで日米基地強化と一体化
日本第2の基地県である神奈川県では、戦争法案と一体で県内の基地強化と米軍・自衛隊の一体化が進められています。
横須賀では、米海軍の装備の6割をアジア・太平洋に配備するとした「戦略的再配置」により、大幅な戦力増強が計画され、今年秋には原子力空母ジョージ・ワシントンにかわり原子力空母ロナルド・レーガンが配備されます。さらに「ミサイル防衛」能力を持つミサイル駆逐艦2隻と最新鋭のミサイル巡洋艦1隻の追加配備も計画され、横須賀港には過去最多の14隻の米艦隊が常駐することになり、約1000人の米軍兵士が増強されることになります。
米陸軍キャンプ座間では、米陸軍の第一軍団前方司令部に加え、陸上自衛隊の「中央即応集団司令部」が移転してきており、事実上、日米の戦闘作戦司令部になり、
相模補給廠ではすでに米陸軍と陸上自衛隊がインド洋の架空の島に展開することを想定した合同演習が実施されています。
このような戦争法案を先取りする基地の強化と一体化が神奈川でも進められています