下小田中の県立技術校跡地
このごろは、よく公園に行って子供たちを遊ばせているお母さんたちからいろんな要望を聞いてきます。一番多い声は、「保育園に入れなかった」という声でした。川崎市はこの4月、保育園に入れなかった子供たちが1000人を超え、全国ワースト2位。ワースト1位が隣の横浜市なので、神奈川県は全国でも最も保育園に入りずらい県となっています。住宅地を回ると、お年寄りの世帯からは「介護が大変。病院は3カ月で追い出される。もっと特別養護老人ホームを!」の声が多くありました。こういう問題をどうしたらいいのか?県は、「お金がない」「土地がない」といいます。しかし本当にそうでしょうか?実は、この新城の近くにも野球グランド2面分の広大な県有地があります。県立技術校跡地です。この土地は、3年間も塩づけ土地のまま、放置されています。以前技術校のグランドを使っていた野球チームにもグランドを貸さず、地域の花見の名所であったのに町会の花見に使うことも許されず、柵で囲って放置されています。県は警察官舎を建てると言っていますが、県はいま「県職員公舎の全廃」を掲げ、建設のめどは立っていません。こういう県有地を提供して、保育園、特養ホーム、スポーツ公園として活用すべきです。