むねた裕之
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震災ボランティア−原発労働者の実態・3万が800 0円にピンハネ

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2日目は、仮設住宅を訪問、聞き取りをしたあと、南相馬の南端、浪江町との境目まで行ってきました。立ち入りが禁止されている10キロ圏内です。原発関係者しか立ち入ることが出来ないエリアです。
ここ福島県南相馬の共産党ボランティアセンターに訪ねてきた2人の原発労働者の方の話に驚きました。
この南相馬市には除染費用として国から440億円が下りていますが、これを大成建設一社で請け負いました。このゼネコンは原発を作った会社です。
しかも、労働者一人一日3万円が国から出ている計算の日当なのに相談にきた働いている方(4次下請)には8000円しか払われていません。大成と途中の会社にピンハネされているのです。
さらに、働いている方が住んでいるプレハブの飯場は一泊5500円も取られて、食事をしたら何も残らないというのです。この飯場を建設・管理しているのも大成建設なのです。
結局、事故を起こした責任のあるゼネコンが、事故処理でも儲け、さらにそこで働いている労働者から出した賃金さえも回収する。
何と言う会社なのか!