むねた裕之
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井田病院の送迎バス 病院管理者「前向きにやるべき」と実現に向けて大きな一歩

11月21日、健康福祉委員会で「井田病院への送迎バスの運行を求める請願」が審議されました。

9つの町会・自治会長が世話人となり1447人の署名を提出

この請願は、久末、蟹ケ谷地域の9つの町会、自治会、老人会の会長さんたちが世話人となって請願署名を集め1447名の署名とともに提案されたものです。

日本共産党の渡辺、小堀議員が、まず、この地域は市営、県営の住宅が集中しており、高齢化率は7割にも達していること。また、近くの総合病院もなく、井田病院は比較的近いのに、バスの便が大変不便であることを指摘し、以前、井田病院から小杉地域に出していた送迎バスを復活することを要望しました。

団地の高齢化率7割、多くの方が望んでいる

病院局の担当者は、「以前のシャトルバスの運行による新規患者の獲得効果はそれほど大きくはなかった」と答弁。それに対して、小堀、渡辺議員は「バスだと何回も乗り継ぐ」「小杉地域と違い、久末地域は高齢者が多い」「以前のバスでも久末・蟹ヶ谷の方の利用は多かった」ことを明らかにしました。病院局の資料でも、以前のシャトルバスでも利用者は年々増え続け、それとともに外来患者も増えており、「効果が大きくない」というのは全く違います。

病院事業管理者「ありがたい話、前向きにやるべき」と答弁

最後に病院事業管理者から「この請願が出て、私個人としては、ありがたい話」「前向きにやるべき話」「ほかの局とも相談して研究していく」と答弁、継続審査となりました。シャトルバスの実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。