むねた裕之
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予算審査ー市営住宅の空き駐車場について

3月12日、予算審査特別委員会でのむねた議員の「市営住宅の空き駐車場について」の質疑を紹介します。

●質問

 市営住宅の空き駐車場を、「介護や来訪者のために確保できないか」という相談が多く寄せられています。特に大きな市営住宅では、駐車場の空きスペースが増えており、「その一部を来訪者用に使えないか」という要望が上がっています。

空き駐車場を来訪者用に使用する方法はどのような方法があるのか、伺います。

●答弁

空き区画を来訪者等が使用するためには、市営住宅の共用施設としての用途を廃止する必要があります。

用途廃止後の駐車場の管理方法としては、例えばコインパーキング運営事業者に貸付ける方法があり、現在、12団地、 123区画において導入しているところです。

・「共用施設としての用途を廃止」したうえで「コインパーキングを設置する方法」があるということですが、

どのような問題があるのか、伺います。

●答弁

整備後10年以内の駐車場につきましては、補助金の返還義務が発生するため、用途廃止することは困難な状況となっております。

また、コインパーキングにつきましては、立地によって駐車場のニーズが低いことなどにより、導入が難しい場合があります。

・10年以上だと用途変更は可能だが、コインパーキングはニーズが低いと難しいという答弁ですが、

民間のコインパーキングを誘致することも困難な市営住宅において、市として、なんらかの「来訪者スペース確保」ができないのか、伺います。

●答弁

コインパーキングの導入が困難な市営住宅につきましては、初期投資がほとんどいらず、事業者が参入しやすい駐車場シェアリングサービスを6団地で試行的に導入することとしております。

その結果などを検証した上で>駐車場の空き区画の活用手法について検討してまいります。

●要望

・これらの課題を解決する方法として、駐車場シェアリングというサービスがあるという答弁です。コインパーキングみたいに設置する工事費用、初期投資など掛からず、予約もスマフォなどで簡単にできるということです。そのために、コストが安く、コインパーキングよりも誘致しやすいということです。6団地で試行的に導入するということですので、期待したいと思います。