東大阪市へ視察ー中小企業振興条例
東大阪市の中小企業振興条例について、視察をしてきました。
川崎市の「中小企業活性化のための成長戦略に関する条例」(案)を出すということで、
東大阪市の行政の方と共産党市議団の方と懇談をしてきました。
東大阪市振興条例の特徴
東大阪市の条例で、すごく参考になったのは、
①小規模企業者が中心
②中小企業振興は市政の重要な柱と位置づけ
③大企業者の役割を明記
④産業集積の拠点としての特性を生かす
⑤11の施策をかかげ、毎年度市が実施状況を公表し、調査分析をする
⑥中小企業振興会議を設置して実施事項を審議して市長に意見を述べる
ということで、これらの項目は共産党市議団の奮闘で付け加えられました。
このことにより、この条例は、実行性があり、実際に役に立つ条例をなっています。
中小企業1500軒への実態調査が力に
これに先立ち、共産党や民主団体が共同して、
市の中小企業、全事業所1500ヶ所を訪問し聞き取り調査を行いました。
このデータが財産になり、中小企業の実態に合った条例にすることができたということです。
また、独自の産業政策会議をつくり、定期的に中小企業に対しての政策、勉強会を開催して
中小企業政策を提言していることも力になっています。
こういう他都市での進んだ経験、教訓は非常に参考になります。