ヒルズすえながー母子生活支援施設を視察
高津区にある母子生活支援施設、ヒルズすえながを視察しました。
この施設は、18歳未満の子供を育てる母子家庭に対し、
社会福祉士や保育士などの専門職が仕事や育児、健康、将来の生活設計について
相談を行い、自立のための支援をする施設です。
緊急時にも入れる部屋2室を含めて30世帯分の部屋があります。
いろんな方が対象
生活困難を抱えた母子、未婚や未成年の母と子、外国籍の母と子など
いろんな苦労を抱えた母子家庭が対象です。
多様な支援
買い物や食事、掃除の仕方
母親への就労支援
母親がハローワークや病気のときの一時保育
子どもたちの学習支援
外国籍の母親への日本語の学習
など多様な支援が求められます
施設の老朽化
この4月から新しい事業者に変わりましたが
施設の老朽化が進んでおり、修繕が必要な個所がかなりありました。
9月議会でも取り上げましたが、施設の改修は、事業者任せにせずに、
ぜひ川崎市が責任を持ってやることを要望しています。
日本の貧困問題、青年の非正規雇用の問題がこういうところに現れていると感じました。
また、こういう支援が必要な母子家庭は、これからますます増えると予想されます。
おおもとにメスを入れる必要があります。