むねた裕之
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川崎労連の旗開きーJALの不当解雇!

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川崎労連の旗開きに参加しました。
現在、不当解雇などの争議、裁判で頑張っている方々が紹介され、
改めて、その解雇のひどさ知りました。
特に酷いのが、JALの不当解雇です。

2010年、JALは経営破綻、しかし、管財人は労働組合に対して「解雇しない」と約束していました。
ところが、165名を解雇され、この闘いが始まりました。

JAL破綻の原因は、解雇された労働者にあるわけではありません。
最大の原因は、会社の放漫経営。
ホテル・リゾート事業で1300億円の損失
ドル先物買いで2200億円の損失
燃油の先物取引での1900億円の損失
などです。

しかも、解雇した当時、
人員削減目標はすでに超過達成しており、
会社は1600億円の営業利益をあげていました。

解雇後1年数ヶ月で新規採用がスタート。
1820人が入社しています。
一体、あの解雇は何だったのか?

この解雇に対して、ILOから政府とJALに勧告が出されています。
勧告では、大量に新規採用しているならば、解雇された人たちが職場復帰できるように労使が話し合うことを求めています。

私の近所にも、解雇されたパイロットの家族が住んでいて、原告として闘っています。
生活を支えるために物品販売をしながら、2人の小さい子を育てながら頑張っています。

一刻も早く政府もJALもILO勧告に従い、早期解決すべきです。
私もこの闘いを応援して行きます。