むねた裕之
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一般質問ー平瀬川護岸工事について

6月26日、むねた議員が、「平瀬川護岸工事について」一般質問を行いましたので紹介します。

●質問

高津区上作延の平瀬川護岸工事について、建設緑政局長に伺います。

(ディスプレイ)

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・2017年3月に始まった平瀬川護岸工事ですが、その1、その2工事90m区間が終了し、その1工事の下流、前橋までのその3工事、80m区間が始まります。全体の工事区間1100mの90mを終えたところですが、14分の1の区間にすでに3年半、10億円近い費用が掛かっています。

・昨日25日には住民説明会も開かれまして、多くの意見・要望が出されましたので、それを参考に伺っていきます。

その3工事以降の工事について、スケジュールを伺います。

●答弁

今年度につきましては、高津区内平瀬川護岸改修(その3)工事として、釈迦堂橋下流の右岸約90メートルの区間で施工した、その1工事の終点部から、前橋の手前までの約80メートルの区間で護岸改修工事を実施してまいります。

また、前橋から新井台橋までの区間につきましても、河床に大型士のうを設置し、護岸変状を抑えるための仮設工事を実施してまいります。

令和3年度につきましては、その3工事の終点部から前橋までの区間と、釈迦堂橋下流の左岸約90メートルの区間で施工した、その2工事の終点部から、前橋までの区間の護岸改修工事を行う予定でございます。

令和4年度以降の工事につきましては、前橋下流の大型士のうを設置した仮設工事区間や釈迦堂橋上流の護岸改修工事を予定しているところでございます。

●質問

(ディスプレイ)

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・今年度は、その3工事(図の黄色区間の下側)、来年度には、その4工事(図の黄色区間の上側)。同時に前橋から新井台橋までの区間は土のうを設置して護岸変状を抑えるとのことです。

・この護岸の側道は、上作延小学校への児童の通学路になっていますし、住宅の駐車場も側道に面しています。その意味で通行止めになると、大きな影響がありますが、

その3工事について、通行止めになる道路とその範囲、期間について伺います。

●答弁

その3工事につきましては、施工区間にあたる右岸側の河川管理用通路において、本年8月下旬から令和3年3月末までの終日、歩行者と自転車を除く車両の通行止めを予定しております。

また、本工事におきましては、左岸側の市営上作延第2住宅の1号棟及び3号棟前の河川管理用通路を作業ヤードとして使用することから、本年6月下旬から令和3年3月末まで、昼間の作業時は全面通行止めを行い、夜間は歩行者と自転車を除く車両の通行止めを予定しております。

●質問

(ディスプレイ)

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・通行止めについては、黄色区間の下側は8月から来年3月まで。釈迦堂橋から前橋手前まで、図では上側は6月から来年3月まで通行止めということです。

・前橋から新井台橋区間についてですが、ここは、地盤調査では、15mの深さまでN値一桁という軟弱地盤が続いている、最も地盤が緩い区間です。電信柱が傾いたり、側道・家屋にはひび割れや護岸の側面が膨れ上がっているなど、一刻の猶予もないほど工事がすぐに必要な区間です。その3工事と並行して、前橋から新井台橋までの工事区間において仮設の工事を行うということです。その3・その4工事の後、R4年度以降の

前橋から新井台橋区間の工事について、河川内の構台設置工事の内容と金額、工事期間を伺います。

●答弁

前橋から新井台橋までの区間における仮設構台設置につきましては、釈迦堂橋から前橋までの工事と同様に重機の作業スペースや資材置き場等の施工ヤードとして活用することを目的として、河川内に構築するものでございまして、事業費や工事期間等につきましては今後算出してまいります。

●質問

・その3、その4工事から前橋から新井台橋区間に移るとき、前橋をまたいで、河川内の構台を移動しなければなりませんし、前橋が通行止めとなるのか心配する声も上がっています。前橋は、郵便局やスーパー、バス停に行くのに、なくてはならない橋で、ここが通行止めになると大きな影響が出てしまいます。また、工事の際には、大型車両をどこから入れるのか、どこに工事事務所・資材置き場を設置するのかについても住民の方は心配しています。さらに、川沿いで商店をやっている方も、商売が続けられるのか、心配していました。

その3工事から前橋から新井台橋区間工事について、その期間、河川内の構台の移設、特に前橋をどのようにするのか、伺います。

●答弁

今年度実施するその3工事の仮設構台につきましては、来年度実施する左岸側の工事で引き続き使用する予定でございます。

また、前橋から新井台橋区間の護岸改修工事につきましても、河川内に仮設構台を構築して工事を実施していくことを考えておりますので、仮設構台の新設に伴う前橋の取り扱い等を含めた施工上の手順や方法につきましては、今後検討してまいります。

●質問

・「前橋の取り扱いについては今後検討する」という答弁でした。できる限り前橋の通行を確保する形での工事を要望します。

・家屋調査についてです。家屋調査の範囲ですが、市は「杭の長さをもとに、護岸から約16メートルの範囲にある家屋を調査対象」としています。しかし、その1工事では、16m以上離れた家屋でもひび割れが生じていました。これだけ軟弱地盤だと16m以上離れた家屋でも影響が出ると考えられます。

家屋調査について、事前調査の対象範囲とそれ以外の地域で損傷が起きた場合の対応について伺います。

●答弁

家屋調査につきましては、護岸の主要な構造物である鋼管杭の施工による影響を考慮し、杭の長さをもとに護岸から約16メートルの範囲にある家屋を対象としております。

また、調査範囲外の家屋に対する補償につきましては、建物等の所有者から損傷発生の申し出があった場合には、工事による影響の有無を確認させていただいた上で、工事に起因する損傷であると認められた場合には、適切に対応してまいります。

●意見要望

・家屋調査については護岸から約16mという範囲ですが、「所有者から申し出があった場合には、対応する」という答弁でした。16mというのは、規則で決まっているわけではないのですから、家屋調査の範囲を広げることと希望者には、家屋調査を実施するよう要望します。