一般廃棄物処理業連絡協議会との懇談ー4万トンのごみの減量目標に対して要望が
7月20日、川崎市一般廃棄物処理業連絡協議会と来年度の予算要望について懇談をしました。
来年度の要望の概要
①事業者に対する広報について・・・市内事業者に対して行政から減量とより一層の分別についての直接の語り掛けを
②最低制限価格の設定について・・・優秀な人材の確保や安定的なサービスのためにも価格の下限を設定した最低制限価格の導入を
③市内業者への優先登録について・・・雇用創出、地域経済の活性化のためにも市内業者を優先して指名・発注を
④川崎市の施設から排出される廃棄物の収集運搬契約について・・・人件費の高騰もあり、ぜひ、手数料の上乗せを
⑤道路工事・風水害等による道路状況の情報提供について・・・道路工事以外にも可能な限り多くの情報の提供を
環境局の受託事業についての要望
①受託契約期間について・・・現行の3年を5年間に
②契約単位(収集地域)の変更について・・・宮前、多摩生活環境事業所の書簡地域を行政区単位に
③宮前生活環境事業所管内の「小物金属」収集地域の見直しについて・・・第1・3週地域の一部を第2・4週地域に変更して作業時間の平準化を
④予備車の位置づけについて・・・車検時、不慮の事故、多数な廃棄物の排出時など常に人員を確保が必要。予備車の位置づけを明確に
⑤空き瓶の排出方法の周知について・・・空き瓶と缶・ペットボトルを同一場所に袋出しにするケースがある。正しい排出方法の周知を
⑥小物金属の排出方法について・・・小物金属と他の資源物とが混在しないように出し方の指導を
⑦委託業者への業務実施状況調査について・・・結果の開示と指導・研修等を
懇談では
ゴミの4万トン減量政策について、「ビジネスとして成り立たずやめる業者が多い」「特に多摩、宮前区の業者は廃業する業者が多い」など意見が出ていました。ゴミの分別にしても「こちらからお客さんである排出事業者には言いづらい」「ぜひ、行政から指導を」という要望も出されました。