県立生田高校を視察ー要望や意見を交換
君島県議、斉藤市議、地元の方々8人と生田高校を視察
8月25日、君島県議、多摩区の斉藤市議、地元の方、元教員の方々など8人で県立生田高校を視察してきました。
県の教育委員会、生田高校の校長先生、副校長先生、教頭先生などが、対応してくれて、学校の説明を聞き、構内を視察して、意見や要望を出し合いました。
耐震化やトイレなど学校設備などへの要望が出された
私も前もって、生田高校の生徒たちから、意見や要望を聞いて質問もしました。
生田高校は、創立47年と古い校舎で耐震化の問題や学校設備への要望が出されました。
特に耐震化は、A,B,C棟がありますが、A棟のIS値は0.31で耐震化は未実施で県は今後10年間で着手する予定。
体育館のIS値は0.19と大変低いのですが、まず、校舎の耐震化が終わってから改修をしていく予定です。
(*耐震化のIS値は、0.6が標準で0.3未満が大規模修繕、0.6未満が小規模修繕が必要)
以下のおもな要望を紹介します。
(耐震化)
●A棟の耐震化は、今年度予算で仮設校舎の設計をし、来年以降、仮設校舎の建設と本校舎の設計を行うが、いつできるかは未定。A棟の耐震化を早急に。
●体育館の耐震化では、床などがゆがんだり、めくれるなど老朽化も進んでおり、地元住民の避難所として使われる可能性もあり、ここも耐震化を早く進めること。
●部室棟は、築40年くらいたっており、老朽化も進んでおり、耐震化もやられていない。部室棟も学校の修繕計画に入れて、耐震化の測定と耐震化や改修を進めること。
(学校設備)
●トイレの臭いがきつく、洋式トイレが少ない。トイレットペーパーがないときもある。トイレの臭いの原因をつきとめるとともに、洋式トイレも増やし、乾式トイレにするなど改修を早急に。
●吹奏楽部がある部室棟は防音にはなっておらず、夏でも締め切って練習をしている。生徒から防音と冷房をつけてほしい。
●C棟の音楽室には冷房があるが、ほかの部屋には冷房がない。冷房を設置してほしい。
●グラン側の部室棟に冷房の設置を
(通学路)
●自転車通学での事故防止、安全対策を
県の教育委員会へ要望書を提出
これらの要望は、県の教育委員会に提出して、回答をもらうことになっています。