むねた裕之
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川崎市議会傍聴記3−中学校給食は拒否、中小企業予 算はガントリークレーンの半分

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川崎市議会傍聴記その3(前号の続き)
新年度の川崎市予算の第3の問題点は、切実な要求に対して応えていない予算だということです。
全国、首都圏の中学校給食の実施率は約9割と中学校給食は当たり前です。
そのなかで神奈川県は10%台で全国ワースト2位。
ワースト1位の大阪市が実施をスタートするため、大都市で実施していないのは川崎、横浜だけになります。
川崎市PTAも5年間に渡り要望していました。
それなのに拒否するとは!
地域経済が厳しい中、市内全企業の97%を占める中傷・零細企業への予算は4億2000万円余(一般会計の0.07%)。なんと1機8億円するガントリークレーンの半分の予算しかありません。

川崎市新年度の予算について次の2点の抜本改正を要求します。
第1に、臨海部、大規模事業 の不要不急の予算を削って子育て・高齢者福祉の予算に回すこと。
第2に、防災、中小企業予算を増額して、市内の施設、住宅の耐震補強工事などを拡充して、防災、地域経済を活性化することです。