むねた裕之
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マルクス古典講座-日本の賃金、労働時間の国際比較

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今日は、スケジュールでキャンセルもあり、久しぶりに不破さんの古典講座の学習をしました。テキストはマルクスの「賃金、価格および利潤」です。その講義で印象的だったのは日本の労働条件の国際比較です。例えば、自動車産業の時給では、日本1083円、ドイツ3287円、アメリカ2258円と日本はドイツの1/3、アメリカの1/2しかもらっていません。年間の労働時間(常用労働者)では、日本1976時間、ドイツ1390時間、英・仏・独の平均1489時間でヨーロッパより500時間、約3ヶ月は長く働いている計算になります。日本の労働者がいかに低賃金で長時間働かされているかを実感しました。