むねた裕之
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ひとり親世帯における東京都の多摩川格差

川崎市議会3月議会において、むねた議員は予算審査特別委員会で「ひとり親世帯の支援について」を質疑しました。

●質問

・あるひとり親の方から「ひとり親支援について、東京と比べて、川崎市の支援が少ないのでは」という相談を受けました。そこで東京の「ひとり親くらし応援ナビ」、川崎市はひとり親支援のホームページを比べて、東京にはあって、川崎市のホームページにはない施策を取り上げて、伺います。

(手当・助成について)

・東京には、子ども一人につき13500円を支給する「児童育成手当」という制度がありますが、

  • 東京の「児童育成手当」と類似するような市の制度はあるのか、こども未来局長に伺います。

◎答弁

本手当につきましては、東京都独自の制度であり、ひとり親家庭の児童等を養育している方に手当を支給するものでございます。

本市におきましては、同様の手当はございませんが、ひとり親家庭に対する経済的支援として、児童扶養手当等を受給している世帯の親と子どもに対して、就労先から通勤手当の支給がない場合等の通勤交通費や、高校生等の通学交通費を助成しているところでございます。

●質問

  • 東京の「高等学校等奨学のための給付金」と類似するような市の制度はあるのか、教育次長に伺います。

◎答弁

同給付金につきましては、授業料以外の教育費負担を軽減するととを目的として、国の補助制度を活用し、各都道府県が実施するものでございまして、神奈川県におきましても、東京都と同様の給付事業を実施しているものと認識しております。

●質問

・東京の児童育成手当は、本市にはない制度であり、「高等学校等奨学のための給付金」は、同様の制度があるが、市のHPを調べても、項目や説明が見つかりませんでした。児童手当についても、東京には項目・説明がありますが、川崎市のひとり親支援のHPにはありません。

(住宅・就業支援について)

・東京では、各区でひとり親向けの「住宅に対する費用助成」を実施しています。

  • 東京の「住宅に対する費用助成」と類似するような市の制度はあるのか、まちづくり局長に伺います。

◎答弁

東京都内におけるひとり親支援を目的とする住宅費用の助成制度につきましては、世田谷区において、18歳未満の子を養育するひとり親世帯を対象に、セーフティネツト住宅への家賃補助として実施しているものなどがございます。

セーフティネット住宅への家賃補助につきましては、不動産事業者からは入居者の継続的な確保など、福祉事業者からは居住支援法人等が活動しやすい環境整備が重要などの御意見をいただいており、現時点において、様々な課題があると認識していることから、本市では導入しておりませんが、引き続き、居住支援協議会における議論を重ねながら、子育て世帯を含む住宅確保要配慮者の入居機会と安定居住の確保に向け取り組んでまいります。

●質問

  • 東京の「公社住宅(優先申込制度)」と類似するような市の制度はあるのか、まちづくり局長に伺います。

◎答弁

東京都住宅供給公社による「子育て世帯等優先申込度」につきましては、ひとり親世帯に限らず、満18歳未満の子どもがいる世帯等を対象として、同公社が捌共する賃貸住宅のうち、子育てに適した住宅へ優先的に申し込むことを可能とする制度となっております。

本市の住宅供給公社におきましては、現時点において、同様の制度は設けておりませんが、引き続き、住宅政策を本市と連携して実施する重要なパートナーとしての役割を踏まえ、他都市の事例も参考としながら、子育て世帯等への支援を含む効果的な施策の推進について、市の公社に対して求めてまいります。

●質問

・東京には、介護職をめざす方に対して「TOKYOチャレンジネット」という住宅・生活・就業支援がありますが、

  • 東京の「TOKYOチャレンジネット」と類似するような市の制度はあるのか、健康福祉局長に伺います。

◎答弁

東京都の「TOKY0チャレンジネット」につきましては、住居を失い不安定な就労に従事している方などに対して、生活支援、居住支援、資金貸付及び就労支援等を行い、自立した安定的な生活の促進を図る事業でございまして、その支援メニューのーつに介護職場での就労を目指す方に、生活資金や住宅費等の無利子貸付を受けることができる制度がございます。

本市におきましては、「自立支援センター事業」として、宿所及び食事の提供、生活相談・職業相談・就業訓練などを実施するとともに、「だいJOBセンター」において、住居確保給付金の支給や、専門支援員による相談支援等を行い、住居の安定及び就労機会の確保を図っているところでございますが、本市の支援メニューにはご指摘の類似制度はございません。

●質問

・住宅に対する支援では、世田谷区では月額最大4万円の家賃補助をしており、公社住宅に対しても東京には、「子育て世帯等が先着順募集の開始から7日間は優先的に申込みできる」制度がありますが、本市にはありません。東京には「TOKYOチャレンジネット」という介護職をめざす方への手厚い支援がありますが、本市にはありません。

(家事・生活への支援について)

・東京には、ひとり親の休養、レクのための休養ホームという制度がありますが、

  • 東京の「ひとり親家庭休養ホーム」と類似するような市の制度はあるのか、こども未来局長に伺います。

◎答弁

本事業は、ひとり親家庭の親子が、休養やレクリエーシヨンのために自治体の指定施設を利用する場合、利用料金の一部が助成される制度であり、一部の特別区等においてそれぞれ独自に実施されているものと認識しておりますが、本市におきましては1動以する事業は実施していないところでございます。

●質問

・東京には、子育て中の親のためのこどもを預ける「ショートステイ」という制度がありますが、

  • 東京の「ショートステイ」と類似するような市の制度はあるのか、こども未来局長に伺います。

◎答弁

本事業は、児童福祉法に基づき、保護者の疾病・冠婚葬祭その他の理由により、家庭において児童の養育が一時的に困難となった場合等に、実施施設等において一定期間、宿泊にて養育・保護を行うものであり、本市におきましても同様に実施しております。

本市では、ひとり親世帯の保護者利用料について、市県民税非課税世帯は全額免除とし、市県民税課税世帯はー部減免としているところでございます。

●質問

  • 東京の「トワイライトステイ」と類似するような市の制度はあるのか、こども未来局長に伺います。

◎答弁

本事業は、児童福祉法に基づき、保護者が、仕事その他の理由により平日夜間又は休日に不在となり、家庭において児童を養育することが困難となった場合等に、実施施設等で保護し、生活指導や食事の捌共等を行うものでございます。

本市では、 9時から18時まで養育を行うデイステイ事業として実施しており、ひとり親世帯については、ショートステイ事業と同様に減免を行っております。

また、夜間の利用を希望する保護者に対しては、ショートステイ事業の御利用を案内しているところでございます。

●質問

・東京には、ひとり親の休養、リクリエーションのための施設・料金助成、子どもたちのための夜間の夕食・入浴サービスなど様々な事業がありますが、本市には、同様の制度がなかったり、あっても「ひとり親支援」HPでは見つかりません。

・ひとり親の方が言っていたように、こうやって東京と比べると、ひとり親支援についても多摩川格差があるように思います。

(要望)

・ひとり親支援と検索したときに、東京にあって、本市にあるのにHPにはない支援については、本市HPに追加してください。

・東京にあって、本市にはない支援については、同様の支援の創設を要望します。